医療ソーシャルワーカーの成長への道のり
―実践能力変容過程に関する質的研究―

保正 友子

近年、医療現場をめぐる状況は著しく変化し、MSWの業務も多大な影響を受けている。本研究ではMSWの実践能力全体の変容過程、各能力の変容および能力間の関連性、変容を促進する契機の解明を目的とした。

ISBN978-4-7501-0381-5 C3036
A5判 248頁 定価2,730円(本体2,600円)


第1章 研究の理論的枠組み
 第1節 使用する概念の定義
 第2節 ソーシャルワーカーの実践能力に関する先行研究
 第3節 研究のリサーチクエスチョン

第2章 研究方法
 第1節 研究対象
 第2節 データ収集方法
 第3節 データ分析方法
 第4節 研究方法の長所と短所

第3章 事例にみる医療ソーシャルワーカーの実践能力変容過程
 第1節 各人の実践能力変容過程とその特徴
 第2節 新人期・中堅期・ベテラン期にかけての変化
 第3節 変容促進契機の整理

第4章 修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチに基づく分析結果と考察
 第1節 医療ソーシャルワーカーの各能力の変容および能力間の関連性を表すストーリーライン
 第2節 介入の安定化
 第3節 業務展開基盤の形成
 第4節 専門的自己の生成
 第5節 実践能力見直し作業
 第6節 院内外からの要請への対応

第5章 結 論
 第1節 実践能力の関連性とはどのようなものか
 第2節 実践能力変容過程とはどのようなものか
 第3節 実践能力の変容促進契機とはどのようなものか
 第4節 実践能力変容の節目と影響を及ぼす変容促進契機