被虐待児の専門里親支援
 ―M‐D&Dにもとづく実践モデル開発―

木村 容子

本書は、被虐待児等の養育を担う専門里親の資質向上を目指し、支援のための実践モデルの開発を試みた研究成果である。

ISBN978-4-7501-0372-3 C3036
A5判 252頁 定価 3,465円(本体3,300円)


序 章
 専門里親制度創設の背景
  専門里親支援のための実践モデルの必要性
  本書の目的と構成

第1章 専門里親支援モデル開発の研究デザイン
 第1節 本研究の目的
 第2節 本研究の意義
 第3節 本研究の方法とプロセス

第2章 里親支援に関する変遷からみた専門里親支援の問題点
     ―フェーズI:問題の把握と分析―
 第1節 里親制度の変遷からみる理念の脆弱さ
 第2節 社会的養護における専門里親制度に求められる理念
 第3節 里親支援における実績のとぼしさ
 第4節 里親支援に関する研究

第3章 里親に対する里子の養育支援ニーズに関する調査研究
     ―フェーズII:叩き台のデザイン1―
 第1節 調査の目的と方法
 第2節 「専門里親潜在性」
 第3節 「専門里親潜在性」にもとづく分析  ―クロス集計・カイ二乗検定から―
 第4節 「専門里親潜在性」にもとづく分析  ―重回帰分析・判別分析から―
 第5節 考察

第4章 専門里親支援モデルの叩き台デザイン
     ―フェーズII:叩き台のデザイン1・2―
 第1節 里親支援における実践理論・実践モデルと研修プログラム
 第2節 叩き台モデルのデザイン

第5章 学習ツールの試行と改良  ―フェーズIII:試行と改良―
 第1節 試行方法
 第2節 試行評価の結果
 第3節 考察

第6章 全体の考察
 第1節 フェーズI「問題の把握と分析」をとおして
 第2節 フェーズII「叩き台のデザイン」をとおして
 第3節 フェーズIII「試行と改良」をとおして
 第4節 フェーズIV「普及と誂え」に向けて
 第5節 まとめ

第7章 最近の里親制度
 第1節 近年の里親制度の動向
 第2節 現在の里親制度

補 遺
 第1節 D&D(デザイン・アンド・ディベロップメント)の必要性
 第2節 M‐D&Dに影響を与えた理論