<私の教育実践2>
 ソーシャルワーカーになるための演習と実習の授業の実際

岩田 泰夫

本書は、社会福祉分野の演習と実習の授業をとりあげ、さらにそれに関わるSSTや面接の技術も述べながら具体的に示している。シリーズ1『主体的な学習を進めるための授業の実際』とあわせてお読みいただきたい書。

ISBN978-4-7501-0370-9 C3036
A5判 252頁 定価 2,415円(本体2,300円)


<第1部 演習編>
第1章 演習科目の目的と内容
 1.演習科目の特性
 2.演習科目の目的と内容
 3.演習科目の授業の方法

第2章 面接技法の授業の実際
 1.面接の目的と特徴
 2.面接の基本的な姿勢
 3.面接の技法の学習の方法
 4.面接の技法の紹介

第3章 事例の読み方と書き方の授業
 1.事例検討の授業の概要
 2.自分の事例を書いてみる
 3.体験記の事例を読み解く

第4章 SSTの方法による援助方法の授業
 1.SST学習のための授業の進め方
 2.SSTのリーダーによる援助の指針
 3.SSTの問題解決技法訓練のシナリオ

<第2部 実習編>
第5章 ソーシャルワーカーの実践力を高めるための大学教育に求められる役割
 1.ソーシャルワーカーの実践力を高めるための大学教育の役割とは
 2.大学教育で養成する必要のある実践力とは
 3.実習科目群の位置づけ

第6章 実習の種類と目的
 1.実習の種類
 2.実習の授業を進めていく上での授業科目群の課題
 3.実習の目的

第7章 実習の科目の構成
 1.実習科目の構成の概要
 2.3年生の「精神保健福祉基礎実習」の科目の位置づけと内容
 3.4年生の学内学習

第8章 実習先の機関・施設と実習の形態
 1.実習先を選び決める課題
 2.実習の形態
 3.実習期間
 4.何ヵ所の実習機関・施設に通うのか

第9章 実習計画書の内容と書き方
 1.実習計画の果たしている役割
 2.実習計画書の内容
 3.実習計画書を書いていく順番
 4.実習計画書の作成の枠組み
 5.実習計画書の作成の指針
 6.実習計画書の書き方の取り決め
 7.実習計画書の作成の事例とその検討

第10章 実習日誌の書き方
 1. 実習日誌の様式
 2. 実習日誌の書き方の指針
 3. 実習日誌の書き方の授業の実際 その1
 4. 実習日誌の書き方の授業の実際 その2
  ―先輩たちの実習日誌に対する評価―

第11章 逐語録の内容と書き方
 1. 面接の逐語録の目的
 2. 逐語録の書き方
 3. 逐語録の具体例

第12章 実習日誌を教材にした授業の実際
 1. 実習生の実習日誌
 2. Aさんの実習日誌の検討

第13章 実習を進めるための実習生の課題
 1. 実習訪問の内容と目的など
 2. 実習生が実習を進めていくための課題
 3. 実習生の問題に対する対応

第14章 実習の授業で活用される「実習の振り返りシート」
 1. 実習の期間別の振り返りシート
 2. 全期間の実習の振り返りシート

第15章 Aさんの実習内容の検討
 1. 実習の前期
 2. 実習の後期

第16章 実習指導者の実習生への具体的な支援
 1. 実習生の実習の取り組みに対する実習指導者の支援
 2. 実習生の主体的な取り組みに対する実習指導者の保証による支援
 3. 実習生の精神障害(者)への理解に対する実習指導者の支援
 4. 実習生のソーシャルワーカー像の形成に対する実習指導者の支援
 5. 精神障害者との「面接(会話)」の際の実習指導者の支援
 6. 援助とその考え方の学習への支援

第17章 現場の実習指導者の指導と課題
 1. 実習指導者のよかった指導内容
 2. 実習指導者の指導の姿勢
 3. 実習の段階における有効な指導内容
 4. 実習指導者の「指導」上の課題
 5. 実習指導による実習指導者自身の実践力の強化

第18章 実習報告会の目的と内容
     ―それぞれの学年の学びと学年間のつながり―
 1. 精神保健福祉援助実習報告会の内容
 2. 実習報告会での多様な人々の学び
 3. 実習報告会で述べられる実習における問題―クライエントに対する見方―
 4. 実習生に「贈る言葉」
 5. 大学における精神保健福祉士養成課程の課題

第19章 実習生にとっての実習―「実習レポート」からみる―
 1. Aさんの実習
 2. Bさんの実習

第20章 精神保健福祉援助実習での実習生の学習内容
 1. 実習における学生たちの学び
 2. 体験学習の学びの過程

第21章 実習の基本的な構造と今後の課題
 1. 実習科目の基本的な構造
 2. 実習の科目の検討課題
 3. 実習における教員の課題