薬物問題をもつ家族への援助研究
 心理教育に基づく実験援助モデル開発とその評価

西川 京子 著

本書は薬物当事者・家族の現状を理解し、薬物家族援助の理論的枠組みを家族ストレス論、家族システム論、EE研究に基づく心理教育論を援用しながら検討することで薬物家族支援進展のための一助となるよう展開されている。

ISBN978-4-7501-0364-8 C3036
A5判 174頁 定価 2,625円(本体2,500円)


序 論
 第1節 薬物当事者・家族への援助の今日的背景
 第2節 米国の薬物当事者・家族への対応の変遷
 第3節 本論の構成

第I部 現状編
第1章 薬物当事者と家族の実態
 第1節 先行研究が明らかにした薬物当事者・家族の状態
 第2節 全国調査が明らかにした薬物当事者・家族の実態

第 II部 理論編
第2章 アルコール・薬物家族援助の理論的枠組み
 第1節 家族ストレス論からの接近
 第2節 家族システム論からの接近
 第3節 EE研究に基づく心理教育論からの接近
第3章 先行研究を統合した薬物家族への心理教育の理論化とその実験援助モデルの構成
 第1節 薬物家族の家族危機発生関連要因とそのプロセス
 第2節 薬物家族の家族危機からの回復と家族システム・メンバーの
  回復・成長を援助する心理教育の理論的枠組みと実験援助モデルの構成
 第3節 薬物家族の家族危機からの回復と家族システム・メンバーの
  回復・成長を援助する心理教育の手順
 第4節 実験援助モデルの独自性のまとめ

第III部 実践編
第4章 薬物家族への心理教育に基づく実験援助モデルの実践と調査による評価
 第1節 薬物家族への心理教育に基づく援助モデルによる実践
 第2節 調査による援助モデル実践の評価と考察
第5章 実験修正援助モデル実践の評価および援助モデル実践の評価との比較検討
 第1節 修正援助モデルに基づく実践
 第2節 修正援助モデル実践の調査による評価
 第3節 援助モデルの実践の評価と修正援助モデルの実践の評価と比較検討
 第4節 2つの援助モデルの評価の比較と考察

結 論 研究結果に基づく薬物当事者・家族の明日への提言