利用力/提供力を促進するケアマネジメント
―支援困難なクライエントに対する実践活動の質的研究―

山井 理恵 著

介護保険下の在宅介護支援センターのケアマネジャーを対象に、彼らが支援困難なクライエントを支援するために、いかなる実践活動を駆使しているかを、実際のケアマネジメント業務を手がかりに明らかにしている。

ISBN978-4-7501-0363-1 C3036
A5判 210頁 定価 3,150円(本体3,000円)


序章 問題の所在と研究の目的
 第1節 問題の所在と研究の目的 ―利用力/提供力の促進―
 第2節 支援困難なクライエントを研究対象とすることの意義
 第3節 本研究の対象としての介護保険下のケアマネジメント
第1章 支援困難なクライエントに対する先行研究の検討と問題点
     ―ジェネラリスト・ソーシャルワークの枠組みから―
 第1節 ジェネラリスト・ソーシャルワークと利用力、提供力
 第2節 先行研究の概観
 第3節 先行研究に対する検討
 第4節 本研究におけるリサーチクエスチョン
第2章 調査設計
 第1節 調査対象の選定
 第2節 調査方法の選定
 第3節 本研究における調査デザイン
 第4節 本研究における分析手順と分析例の提示
 第5節 分析過程の質を確保するための方法
 第6節 結果の記載方法
第3章 クライエントの利用力を促進する実践活動
 第1節 結果の概要
 第2節 ケアマネジャーから見たクライエントの状態
 第3節 クライエントが在宅介護支援センターにつながるルート
 第4節 〈クライエントの認識化〉を促すケアマネジャーの実践活動
 第5節 〈クライエントの認識化〉についての総合的な考察
第4章 供給主体の提供力のアセスメント
 第1節 結果の概要
 第2節 ケアマネジャーから見た供給主体の状態
 第3節 〈供給主体の確保〉を促すケアマネジャーの実践活動
 第4節 〈供給主体の確保〉についての総合的な考察
第5章 供給主体の提供力を促進する介入
 第1節 結果の概要
 第2節 ケアマネジャーから見た供給主体の状態
 第3節 供給主体の選択や利用に対するクライエントの意思
 第4節 〈供給主体の最適化〉を促すケアマネジャーの実践活動
 第5節 〈供給主体の最適化〉についての総合的な考察
終章 結 論
 第1節 利用力/提供力を促進するケアマネジメントの全体像
 第2節 本研究のオリジナリティと貢献
 第3節 ソーシャルワーカー養成・実践への示唆
 第4節 内容面の検討 ―GTAの評価基準を手がかりに―
 第5節 本研究の限界と残された研究課題