盲導犬キースのヒト観察記
 −支え合うヒト達のフクシを見つめて−

星野 有史著

著者の目を勤めるアイメイト(盲導犬)「キース」の言葉を通して共に生きる社会を見つめ、福祉教育の観点から盲導犬普及と福祉社会の構築を目指した著者の深い思いとともに、キースによる注釈付きでわかりやすく福祉を解説している。

ISBN978-4-7501-0351-8 C3036
四六判 150頁 定価 1,470円(本体1,400円)2008年


第1章 盲導犬として育つ運命<障害者福祉の原理>
 1.裏切り者の人間達
 2.ベストパートナーへの一歩
 3.解けた疑問
 4.心を通わせてつくる信頼(体験学習の目的)
 5.21世紀にかけた絆(個別化の原則)

第2章 誰もがパートナーの世界<家族福祉の課題>
 1.滑稽な家族(ノーマライゼーションとは)
 2.ラッシュ時のオアシス
 3.特別手当の愛
 4.挨拶でつなぐ心の関係(バリアフリー社会とは)
 5.教室のコミュニケーション(障害者雇用の促進)

第3章 助け合って生きる人間達<地域福祉の条件>
 1.人間の魅力(介護の原理)
 2.都会のコミュニティ(生活共同体としての意識)
 3.暗闇の恐怖
 4.監禁状態の車内(災害弱者と人権)
 5.失われた人間性(福祉教育の意義)
 6.思いやりの世界
 7.共に生きる心を育てる

  第4章 死が伝えたメッセージ<老人福祉の問題>
 1.家族のアルバム
 2.大黒柱の信念
 3.思い出の登山
 4.病への挑戦(インフォームド・コンセントとは)
 5.悔しい別れ
 6.満たされない思い(生活の質と在宅介護)
 7.目が見えない幸せ(相互扶助の原理)
 8.次世代への襷
第5章 人生は不思議なゲーム<児童福祉の意義>
 1.本末転倒の子育て
 2.共に登りきる人生(幸福追求権と福祉)
 3.光か闇の選択(自己決定の原則)
 4.夢想だにしない結果(受容の原則)
 5.マタニティライフの心配
 6.アンサンブルの産声
 7.家族の歯車
 8.暗闇の子育て術(グループ・ダイナミックスの意味)
 9.巡る青春の思い出(レクリエーションと福祉)

キースの注釈
別れそして再会