学級崩壊とスクールソーシャルワーク
―親と教師への調査に基づく実践モデル―

大塚美和子 著

学級崩壊を経験した親と教師を対象とした2つの調査をもとに、学級崩壊に対する親と学校間の実践モデルを提示した、待望の書である。

ISBN978-4-7501-0346-4 C3036
A5 186頁 定価 2,625円(本体 2,500円)2008年


第1部 学級崩壊とスクールソーシャルワーク
第1章 学級崩壊が私たちに問いかけるもの
 第1節 1年半続いた学級崩壊の事例−明らかになった教育現場の課題−
 第2節 学級崩壊に関する先行研究
 第3節 スクールソーシャルワークの視点から捉えた学級崩壊

第2章 スクールソーシャルワークの役割と理論
 第1節 スクールソーシャルワークの機能と役割
 第2節 仲介の役割
 第3節 ソーシャルワークの実践理論システム
 第4節 スクールソーシャルワークの実践理論と実践モデル

第2部 学級崩壊を経験した親を対象とした研究
    −仲介理論の開発−
第3章 親対象のスクールソーシャルワーク仲介理論開発の方法
 第1節 研究のプロセス
 第2節 研究デザインの特徴
 第3節 調査および分析方法の概要
第4章 仮説仲介理論の構築を目的とした調査
 第1節 学級崩壊を経験した親へのグループ・インタビュー調査
     −学級崩壊に対する親の対象プロセスを探る−
 第2節 親を対象とした質問紙調査−学級崩壊を経験した親の意識の分析−
 第3節 仮説仲介理論の構成概念の確定−2つの調査から得られた概念−
第5章 仮説仲介理論の構成概念とその構築
 第1節 親の無力感−最も重要な構成概念−
 第2節 親の効力感と学校関与
 第3節 親と学校間の葛藤と仲介
 第4節 仮説仲介理論の構築
第6章 親対象のスクールソーシャルワーク仲介理論の確立
 第1節 仮説理論検証のための親への質問紙調査
 第2節 親対象のスクールソーシャルワーク仲介理論の確立
第7章 親対象のスクールソーシャルワーク仲介理論開発の意義
 第1節 仲介理論開発の経緯
 第2節 仲介理論の根拠となるソーシャルワークの包括的理論
 第3節 仲介理論開発の意義
 第3部 学級崩壊を経験した教師を対象とした研究
第8章 学級崩壊を経験した教師を対象とした研究
 第1節 研究の背景
 第2節 学級崩壊を経験した教師への個別インタビュー調査
     −教師が荒れに対処していくプロセスとは−
 第3節 調査結果の分析
     −スクールソーシャルワーカーに求められる教師支援の課題−
 第4節 研究のまとめ
 第4部 学級崩壊に対する親と学校間の仲介モデルの提示
第9章 学級崩壊に対する親と学校間の仲介モデル(実践モデル)の作成と事例への適用
 第1節 親と学校間の仲介モデル(実践モデル)の作成
 第2節 親と学校間の仲介モデルの手続き
 第3節 学級崩壊事例への仲介モデルの適用の実際