コミュニティケアと社会福祉の展望

渡邉 洋一 著

知的障害のコミュニティケアを中核に考察してきた、旧『コミュニティケア研究』の改訂版として一部修正し、加筆を試みた。本書では、一般的な援護者のコミュニティケアを考察し、その発達段階に‘community based social work’を構想した

ISBN4−7501−0325−X C3036
A5 288頁 定価 3,675円(本体 3,500円)2005年


第1部 コミュニティケアの基礎研究
 第1部の序 地域福祉の課題と研究の枠組み
  第1節 地域福祉研究の課題と展望
  第2節 問題の所在と研究枠組み
 第1章 地域福祉理論の系譜と新たな地域福祉研究の枠組み
  第1節 地域福祉概念の系譜
  第2節 新たな地域福祉研究の枠組み
 第2章 コミュニティ概念の基礎理論の研究
  第1節 コミュニティ概念の歴史的枠組み
  第2節 社会学的コミュニティ概念と社会福祉的コミュニティ概念の枠組みの峻別
 第3章 コミュニティケアの構造の研究
  第1節 英国コミュニティケアの動向と検証
  第2節 コミュニティケアの基礎研究
  第3節 地域を基盤とした援助とコミュニティケアの枠組み
 第4章 コミュニティケアの理論と展望
  第1節 コミュニティケアへ影響を与える新しいアプローチ理論
  第2節 コミュニティケアと主体形成
  第3節 コミュニティケアの展開とソーシャルワーク
  第4節 コミュニティケアとコミュニティソーシャルワークの検討

第2部 社会福祉運動体認識
 第2部の序 本著の課題と位置
 第5章 コミュニティケア型社会福祉の基礎的考察
  第1節 地域福祉型社会福祉の実施体制の限界
  第2節 過渡期社会福祉状況と共準
  第3節 コミュニティケア型社会福祉の構築
 第6章 社会福祉の思想と社会福祉運動体認識
  第1節 社会福祉の市民的共有化と価値規範
  第2節 社会福祉価値規範としての主体と客体
  第3節 社会福祉問題認識の共有化と構造
  第4節 過渡期社会福祉状況と運動主体認識
 第7章 福祉社会の構築とナラティブソーシャルワーク
  第1節 「共助・共益の創造と共準」と「新たな公共」
  第2節 「共助・共益の創造と共準」の協育とソーシャルアクション
  第3節 コミュニティケア型社会福祉実施体制とコミュニティソーシャルワーク
  第4節 地域を基盤としたソーシャルワークの具体的展望と危うさ