コレクション4
セルフヘルプ・グループ ―当事者へのまなざし―


久保紘章 著

「当事者の尊重を最重要視する」視点で関心をもち、かかわり続けた著者の姿勢を最も具現化したものともいえるセルフヘルプ・グループに関する論文集。わが国でのセルフヘルプ・グループという概念が確立していないころから研究をしてきた著者の軌跡が纏められている。

ISBN4-7501-0317-9 C3036
A5 146頁 定価 2,310円(本体2,200円)2004年


第1部 セルフヘルプ・グループのこころ
 1 セルフヘルプ・グループと私
 2 セルフヘルプ・グループについて
   1 セルフヘルプ・グループの歴史
   2 現状
   3 セルフヘルプ・グループに関する研究
   4 おわりに  
 3 セルフへルプ・グループのこころ
   1 障害児によって生かされる ―リサの母親とボランティア―
   2 「たまたま預かったのです」 ―キャサリンの里親―
   3 イギリスのある地域の中で ―ボランタリー・サービス―
   4 強いられたボランタリズム ―上から下への志向―
   5 「当事者」の主体性と未熟さ
   6 下から上への発想
 4 セルフヘルプ・グループと出会った人たち
   1 セルフヘルプ・グループに出会うまで
   2 がん:バーナードの問題
   3 セルフヘルプ・グループを知ってから動きだすまで
   4 グループの会合の中で
   5 例会以外のセルフヘルプ・グループの機能
 5 セルフヘルプ・グループの「情報」
   1 イギリスの「ダイレクトリー」
   2 『話し相手ダイレクトリー』
   3 「ダイレクトリー」の必要性
 6 セルフヘルプ・グループの「情報」にたずさわる人たち
   1 『話し相手ダイレクトリー』の責任者に会う
   2 たとえば「がん」についての情報は?
   3 ブロムレイの場合
   4 1冊の重み

第2部 当事者から学ぶ
 7 「当事者」と家族による講義
   1 はじめに
   2 講義について
   3 授業に対する学生の反応
   4 講師の受け止め方
   5 今後検討すべき点
   6 おわりに―「当事者体験」の共有について―
 8 「セルフヘルプ・グループ」の授業
   1 私と看護学校とのかかわり
   2 授業の中での「セルフヘルプ・グループ」
   3 ワット隆子さんの講演を聴いて―看護学生の感想文から―
   4 患者から学ぶ
   5 当事者の側から発想する
 9 当事者と語る 1
   1 はじめに
   2 学齢前の「歩み」
   3 小学校から養護学校高等部まで
   4 親の会とのかかわり
   5 これまでのこととこれからのこと
   6 おわりに
 10 当事者と語る 2
   1 はじめに
   2 松岡さんの歩み
   3 家族の会とのかかわり
   4 呆け老人を抱える家族の会神奈川県支部
 11セルフヘルプ・グループへのサポート
   1 個人レベル,グループ・レベル,オーガニゼーション・レベル
   2 セルフヘルプ・グループへのサポート
   3 人間へのまなざし
 12 ソーシャルワークとセルフヘルプ・グループ
   1 セルフヘルプ・グループの意味・歴史・分類
   2 セルフヘルプ・グループの特徴と機能
   3 社会福祉援助活動とセルフヘルプ・グループ
   4 おわりに